Interview

ディクテーションで
リスニング力をアップ!
自分に合った勉強法が分かった

名前
小濱 寿通
業種
株式会社 侍

元陸上選手の為末大氏が代表を務める「株式会社 侍」。アスリートのマネージメントやコンサルティング、商品企画といった業務を幅広く手掛けるこの会社で、小濱寿通さんは海外アスリートとの交流イベントの企画・運営などに携わっています。

海外出張はもちろん、日々のメールや電話でのやり取り、欧米やアジア諸国から訪れる顧客の接待など、仕事の中で英語力が求められる場面は多々あるものの、英語を話すことは「できれば避けたい」という気持だったという小濱さん。

そのような状況を変えようと、文法や単語の教材を使って学習に取り組むこともありましたが、特に苦手意識が強かったリスニングについては勉強方法すら分からず、独学で英語力を伸ばすことの限界も感じていたそうです。

外国人クライアントとは タクシーでも前後に分かれて座っていた

今の仕事に就いたのは4年前で、主にスポーツを通じた国際交流に関するイベントなどの企画運営などを担当しています。初めのころは、英語が必要な仕事はバイリンガルの同僚に任せていたのですが、いつも頼りにするわけにはいきませんし、出張にしても打ち合わせにしても、いい加減自分でもなんとかできないとまずいな、と思い始めました。

実際にどれくらい英語が苦手だったかと言うと……例えば、海外から出張できたクライアントとタクシーに乗るときも、できるだけ話さずすむように、前と後ろに分かれて座ったほど(笑)。

話せる話せない以前に、外国人に対する心理的な「壁」がありましたね。特にリスニングがまったくダメで、簡単な言葉しか聞き取ることができませんでした。

学生時代は真面目にテスト勉強をしていましたし、単語や文法の知識はそれなりにありましたが、いざ話すとか書くとなると、定型文的な表現以外は対応出来ない。だから、ランチを食べながら雑談、なんてシーンにはまったく対応不可なわけです。

仕事では様々な国の人と会う機会がありますが、相手がアジアの人の場合、親しい雰囲気で話せる間柄になって初めて仕事が始まる、みたいな文化があるんですよね。雑談ができないと、1歩踏み込んで親しくなることができない。「え、話せないの?」ってなるんです。

トレーナーの第一印象は「ちょっと厳しめ」 始業前の予習を習慣に

本気塾を始めたきっかけは、知人の紹介です。本気塾開始以前から自分で文法書を買って勉強を始めていたのですが、なかなかはかどらなくて。

今になって思えば、勉強のやり方だとかスケジュールの立て方が分かっていなかったのだと思います。

トレーナーに初めて会ったときの印象は「ちょっと厳しめ」。「頑張るのは、小濱さん自身ですからね。でもお手伝いはしますよ」という感じでした。でも後から実はものすごくほめ上手な人だってことがわかったんですけどね。

学習の中心は、木曜日のセッションと、1日に2~3コマのレッスン、あとはスピーチの暗唱でした。

スピーチの暗唱は、ぼくの仕事の内容やライフスタイルに合わせてトレーナーが考えてくれたテーマを木曜日に渡されて、金曜日に原稿を書いて提出、土曜日の夜にトレーナーからのフィードバックが入った原稿が戻って来て、月から水でそれを暗記し、木曜日のセッションで発表する、という流れで行います。

分量としては300ワード位なのですが、覚えるのは結構大変でしたよ。それに暗記して話すだけではなく、相手に伝わるように感情を込めなければならないから難しかったですね。それにプラス人前で英語でプレゼンテーションをするのははじめてだったので、最初は抑揚もなく呪文を唱えてるみたいな感じだったと思います。

日々の学習時間は、朝仕事を始める前に1時間半ほど確保して、その日の夜のレッスンの予習とディクテーションをやっていました。

初めはちょっとキツかったのですが、途中からは自分自身の生活の中でうまく習慣化できたというか、いいサイクルに入ったというか。予習をすればレッスンで話せる、うまく話せれば相手に伝わる、相手に気持ちが伝われば嬉しい、嬉しいから次も頑張ろうと思う、というサイクルができあがると、勉強が楽しくなってくるわけですよ。

英語学習と筋トレは似ている 「変わる喜び」を実感

ぼくは今ジムに通って筋トレもしているのですが、英語学習と筋トレって、よく似たところがありますね。

二つに共通するのは、自分が変わっていく喜びを実感出来ること。どちらも地道な努力が必要で、面倒でもあるんだけど、変わったことが分かるとものすごく嬉しい。

特に本気塾の場合、毎日レッスンがあるので、毎日進化を実感できますからね。明日はもっと進化できるんじゃないかってわくわくしながら眠りにつけるなんて、最高の一日の終わり方じゃないですか?毎日が楽しい、Enjoy Everyday! という気持になれることこそ、本気塾の一番の価値なんじゃないかと思います。

もちろん、2カ月の間にはスランプもありました。

最初は言われたことをがむしゃらにやるだけですが、それに慣れて来ると毎日の勉強が単なるルーティンのように思えて「これで本当にできるようになっているのかな」と不安になるんです。

でもトレーナーに相談したら「そういう時期は誰にでもあるから大丈夫」と。ぼくを担当してくれたトレーナーがすごいと思ったのは、いつも「何がどの程度進歩したのか」を具体的に伝えてくれたところです。

ただ「上達していますよ」ではなく「以前は7対3で先生の方が多くしゃべっていたけど、今は5対5で話せていますね」と具体的に言われると、どれだけ自分が進歩しているのかが分かるし、ここまでしっかり見ていてくれるなら、もう少しこの人のいうことを信じてみようという気持ちになる。

人から励ましてもらえたり、ほめてもらえたりすることで、モチベーションは変わるものだし、その辺りが独学との大きな差だと思いました。

ディクテーション効果で 「読めば分かる単語」が聞こえるように


本気塾の効果を初めて実感したのは、勉強を始めて1カ月半たったころ、日本に出張で来た海外のクライアントと話をしたときのことです。

あれ、なんだか前より聞き取れているぞ、と。語彙力が増えて聞こえるようになったと言うより、読めば分かる基本的な単語がしっかり聞き取れるようになった、という感じ。

毎日のディクテーションでは、単語同士がつながって音が変化する“リエゾン”など、自分が苦手な音もしっかり学習していましたから、その成果が表れたのだと思います。

ディクテーションは未経験の勉強法でしたし、時間も手間もかかるのですが、単語のスペルと意味、音をつなげる勉強法としては非常に効果的。ぼくは絶対的におすすめします。

2カ月のプログラムを終えたすぐ後にも、アメリカ人、ドイツ人のアテンドをする機会がありましたが、聞かれたことには普通に答えられましたし、言葉のやり取りも自然に出来ました。タクシーも、今回は隣に座りましたよ(笑)。

毎日のレッスンで話すことに慣れ、心のバリアはかなり取れたと思います。話す前にあれこれ考えたり、この英語で正しいのかな? なんて迷ったりすることは、もうありません。

たとえ間違っていても、やり取りをする中で軌道修正できるし、最終的に相手に伝わればいいんですよ。

今も自主学習を継続 正しい勉強法が分かった

これを続ければ確実に力が付く、という勉強法をトレーナーに教えてもらえたのも、今回の大きな収穫ですね。

プログラムが修了し約2カ月が経つ今も、ディクテーションや音読は続けていますし、最近はジャパンタイムズの英文記事を、1日1つ読むようにしています。

英語でさまざまな情報を、タイムリーに得られるようになることは仕事に役立つだけでなく、フリートークで役立つ語彙も増やすこともできますからね。以前はとにかく話せるようになればと思っていましたが、今は要件を伝えるだけでなくもっと細かいニュアンスも加えたいという欲が出て来ましたし、そのためにはやはり語彙力の強化が必須だと思っています。

今後の課題は、今の学習ペースとモチベーションを、どれだけ維持できるか。これからも海外出張の機会はありますし、将来は海外で仕事もしてみたい……と、英語を勉強する理由は山ほどあります。始める前の自信がゼロだったとしたら、今は6割という感じ。まだまだ先は長いですが、変わるためのきっかけは確実につかめた気がします。

毎日自分の成長にわくわく!  ENJOY EVERYDAY !!
小濱 寿通
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