Interview

「台本通りではなく、
自分の言葉で英語を話したい」
…その目標に向かって

名前
小竹貴子
業種
クックパッド株式会社
ブランディング・広報担当本部長

日本最大のレシピ投稿サービス、クックパッド。もはや知らない方はいないのではないでしょうか?

270万件以上という豊富なレシピ数はもちろんのこと、インターネットを通じて誰もが“自慢の味”を紹介できる手軽さや、使いたい食材や目的別にレシピを検索できる便利さも人気を博し、2016年には月間利用者数が6000万人を突破しました。(※2017年10月現在)

この日お会いしたのは、クックパッドに立ち上げから携わり、現在はブランディング・広報部門の本部長を務める小竹貴子さんです。

同社が本格的な海外展開を開始して以来、英語でのやり取りやプレゼンテーションの機会が増えたものの、「英語を話すのは嫌だなぁという気持ちは常にありました」と語る小竹さんが一念発起したのは2017年1月。

日本人トレーナーとのマンツーマン学習で、短期で英語力アップを目指す「本気塾ハンズオン・コース」で勉強を開始したのでした。

英語でも自分らしく、オープンな性格でいられるように

学生時代から英語に苦手意識があって、仕事でも旅先でも、極力英語を話さなくても済むように過ごしてきました。それでもあまり困ることはなかったのですが、クックパッドの海外展開が進むにつれ、「管理職は英語を話せて当然」という空気になってきたんです。

実際、私以外の本部長はもともと英語を話せるんですよ。それであるとき、社内で英語力チェックのテストを受けたら、案の定ひどい点数で。「本部長はもっと英語を勉強しよう」っていう話が出るたびに「それって、私に言ってますよね?」って思っていました(笑)。

でも、2カ月の本気塾修了後は、英語に対しての気持ちが大きく変わりましたね。

英語で話すことを嫌だと感じなくなったのは、初めての経験。以前はわからない言葉があるとそこで思考が停止していたのですが、今はそういう状況も受け入れて、自分の知っている言葉で話せばいいよね、と思える。

英語を話すときも、日本語で話すときの自分と同じく、オープンな性格でいられるようになりました。

多忙なスケジュールの合間にディクテーション

これまでにも何度か英会話スクールに通った経験はあって、本気塾を始める前にも別の学校で半年くらい文法を学習していました。

それはそれでとても大事なのですが、私の場合、最初にすべきことは理論を学ぶことではなく、会話練習を通じて「英語を話したくない」という心の “ハードル”を取り去ることなのではないかな、と。

一方で、英会話教室は忙しくて通い切れないとか、モチベーションが続かないといった不安もあったのですが、知人から本気塾を紹介されて、日本人の専属トレーナーが付くという点や短期間で修了するという点が、今の私に合っていると思ったんです。

本気塾の開始にあたり、日本人の専属トレーナーさんが作ってくれた1日のカリキュラムは、オンラインレッスンを2~4レッスン、「日常英会話 初級」のディクテーション、あとはプレゼンテーションの練習用に英作文をするというものでした。

これは事前に提出した学習目標やスケジュールに合わせてカスタマイズされた私専用のカリキュラムなのですが、ちょうど仕事の忙しい時期と重なったこともあり、実際はこの通りにできないこともありましたね。

出社から始業までの1時間半と帰宅後の深夜、週末に勉強時間を確保したり、移動中やミーティング前のすき間時間を利用してディクテーションをしたりして、本当に毎日必死でした。

いつも寄り添ってくれる専属トレーナーは“伴走者”


それでも挫折せずに続けられたのは、トレーナーさんのおかげです。

忙しいときは宿題の量を調整したり内容を私が取り組みやすいものに変えたりして柔軟に対応してくれるのですが、そのさじ加減がとにかく絶妙! 私ができるギリギリのほんの少し上を提案してくるんです(笑)。

夜遅くまで会議があって、「今日はオンラインレッスンは無理かも……」なんて思っていても、トレーナーさんが「ここで時間を作って、何とか1コマ受けられませんか?」と言ってくれると、「じゃあやってみようかな」という気になる。私が負けず嫌いなのをよく分かっているから、ときには「小竹さんより忙しそうな学習者の方がいるんですけど、とてもよく頑張っていらして……」なんて話で刺激してきたり(笑)。

宿題の添削はいつも丁寧だし、メールで相談すればすぐに返事が来るし、トレーナーさんの「本気」は、いつもひしひしと伝わっていました。

トレーナーさんはどんなときも私に寄り添ってくれる、伴走者のような存在でした。

ご自身も英語の学習で苦労した経験があるから、「勉強すればできるよ」とか「英語は簡単だから」という上から目線ではなく、「大変ですけど、一緒にがんばりましょう」というスタンスで接してくれる。だから信頼出来たのだと思います。もう最後の方は、とにかくトレーナーさんの期待に応えるために頑張ろう!という気持ちの方が大きかったですね。(笑)

進歩と成長を実感。でももっと勉強したい!

トレーナーさんによると、私の英語力は途中で急にバンと上がったらしいんです。

週に1回の通学型セッションでは毎回、トレーナーさんの見ている前で15分間のオンラインレッスンを受けてフィードバックをもらっていたのですが、あるときから「あのフレーズは最初の頃は出ませんでしたよね」とか「こういう話ができるようになったのは、すごい進歩ですね」というように、私の成長を具体的な言葉で伝えてくれることが増えてきて、言われてみれば確かにそうだな、と。

必死で勉強していると自分の進歩はなかなか実感できないものですが、そう言っていただけたことで、自信も付きました。

仕事と勉強の両立は思っていた以上に大変で、本気塾修了後はしばらく燃え尽きたようになったほど。それでも、ものすごく楽しかったんですよ。あれほど一生懸命何かに取り組むことって、大人になるとなかなかありませんから。

今、仕事で英語を使う場面では、トレーナーさんにもらったアドバイスが役に立っています。

質問の内容は理解できてもとっさに答えが出ない場合の間の持たせ方、相手のペースで進み出した会話を一旦止める言い方、相槌の打ち方など、実際のビジネス会話では欠かせない知識やスキルを、本気塾を通じていくつも身に付けることができました。

また、以前は相手からの質問に答えるだけで精一杯だったのに、今はそこに一言二言、自分の言葉を足すこともできるようになりましたし、外国人社員に英語で自己紹介をして、同僚から「あれ?喋れるんだっけ」と驚かれたことも。このときは本当に嬉しかったですね。

ここのところあまり勉強が取れていなくて、英語学習は続けなければ意味がない、ということを痛感しています。ちょっと気を抜くと、覚えたはずのこともすぐに忘れますね。仕事で英語を話すときも、まだ勉強が足りないと感じることも多いので、折角なら本気塾に再挑戦してみようかな、と思っています。

【トレーナーより】
小竹さんは「とてもバイタリティのある方」という印象を受けました。「海外から来た社員と、台本を暗記した英語だけでやり取りするわけにはいかない。質問に答えたり、ランチで雑談をしたりできるようになりたい」という目標達成に向けて、ご多忙な中、本当に一生懸命勉強されと思います。本気塾修了後、イギリス人の社員の歓迎会で見事な自己紹介をされたというお話を聞いたときは、私も嬉しくなりました。
小竹さんはお仕事を通じて素晴らしいメッセージを発信できる方です。今後もお身体に気を付けながら、ぜひ英語の学習を継続して下さい!

【小竹貴子様:プロフィール】
クックパッド株式会社 ブランディング・広報担当本部長
1972年、石川県金沢市に生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、株式会社博報堂アイ・スタジオを経て2004年、クックパッドの前身である有限会社コインに入社。2006年編集部門長就任、2008年執行役就任。2009年「日経WOMAN」ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010受賞。2012年、同社を退社しフリーランスとして活動した後、クックパッド株式会社に復帰し、2016年4月より現職。7歳と4歳の女の子を育てる2児の母でもある。

【クックパッド株式会社】
「毎日の料理を楽しみにする」を企業理念として、1998年より料理レシピの投稿・検索インターネットサービスをオープン。2016年10月には『クックパッド』のレシピ投稿数が250万品を突破し、月間利用者は約6000万人。料理を通じて、個人だけでなく、社会や地球がかかえるさまざまな課題を、考え、解決し、これからの時代にふさわしい豊かさをつくっていくことを使命としている。>> cookpad HP

英語を話すときも、 日本語で話すときの自分と同じく、 オープンな性格で いられるようになりました。
小竹貴子
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